お茶

2020年2月10日 (月)

2020珠光茶会

今年で7回目

私は4回目の参加です

今年一番の冷え込みの中

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薬師寺まほろば館で武者小路官休会の濃茶席

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境内は梅が咲き誇って春らしく

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お席は撮影禁止のため写真がありません

お正月のおめでたい設えで

青竹尺八に綰柳

有栖川熾仁親王の墨蹟 松柏亀鶴寿

梅棚は松と竹で作られて梅柄の松竹梅

お濃茶ですが、当局からの強いお達しで一椀づつのたてだしでした

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二席目は唐招提寺

宗徧流の薄茶席

魯山人筆の月前の梅

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梅のお席かと

百花に先駆けて咲く春の訪れの花

初代珉平造の赤絵水指がなんとも可愛らしく素敵でした

お棚は琵琶棚で柄杓を絃に見立てて飾るこれも可愛らしいお棚でした

お菓子は鍵甚の「紅梅」

替茶碗は永楽さんの「朝の梅」

今年も寒さの中のほっこり茶会で始まりました

 

 

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2019年2月 9日 (土)

2019珠光茶会

今年の珠光茶会は大安寺と唐招提寺です。
大安寺は二度目の拝観になりますが、
今回も馬頭観音立像の特別拝観をさせていただき

すっかり馬頭観音ファン

一般的な頭上の馬頭はありませんが、

河野管主のお話では、平安以前の古い様式のお姿だそうです。

今回は、紀州徳川公の霊験話に由来の四文字が書かれた厄除け御守りをゲットしました。

馬頭観音は馬が草を食むように、煩悩や邪気を食い尽くす厄除けの観音さま。

さて、大安寺客殿で藪内流お濃茶をいただきます。

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お床の掛物は日の出猪。

お棚は大及台、水指は萬暦赤絵、七宝の杓立、穂屋の蓋置、鶴の火箸、

結界は西洋譜面台を風炉先風に仕立てたもの。

ほろ酔い猪といい、譜面台といい、
尺八仕立ての竹花入れ(銘ララリ)といい、

隨竹庵竹弌宗匠の楽しい趣向でした。

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お茶碗は右から、大黒柱、堅手、珠光青磁。

お菓子は樫舎の瑞雪。ゆり根と白大豆の絶品でした。

点心をいただいた後、唐招提寺へ移動します。

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今にも雫が落ちてきそうな鉛色の空でしたが、

唐招提寺金堂の大屋根が両手を広げて歓迎してくれました。

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礼堂に薄茶席が設けられます。

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床飾りは即中斎宗匠の富士の絵、竹一重の花入れにマンサクと椿。

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香合は西大寺四王堂の
増長天が踏みつける
邪鬼を写したもの
お棚は即中斎お好みの小袋棚

お菓子はこれまた樫舎さんの春告鳥。
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茶席に並べられた可愛い屏風。
おそらく、唐招提寺を訪れた方々が描かれたうちわ絵を貼ったものだと思われます。

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これは戒壇。

建物は焼失して壇だけが残っています。
上にのっているのはインドの古塔を模した昭和のもの。

そもそも

唐招提寺は鑑真和上の私寺。

当時、税逃れなどの目的で堕落した僧が多くなっていたことを憂いて

鑑真和上の伝えた戒律を守れるもののみを正式な僧として認定するしくみが採用されます。
その戒律を授ける場所が戒壇。

東大寺、下野薬師寺、筑紫観世音寺を天下三戒壇というそうです。

そして、唐招提寺金堂の三尊は

るしゃな仏坐像(東大寺)、
薬師如来立像(下野薬師寺)、
千手観音像(観世音寺)で

天下三戒壇をあらわしていると、移動のバスの中で説明がありました。

珠光茶会では毎年、いろいろ楽しいことを教えていただけて嬉しい
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また来年
 

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2018年12月 5日 (水)

月釜

大徳寺年内最後の月釜です。
興臨院さんのお庭美しかった

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お寺の方おすすめのスポットからもう一枚

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玄関の中から外へ
中の間の座卓のガラスに外のもみじが写りこんでこの美しさ

インスタ映えの一枚ですネ

どんなお道具も自然の美には勝てません

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二席目は大慈院に伺いました。

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こちらももみじが輝いておりました。

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2018年10月14日 (日)

水無瀬神宮献茶式(その3)

秋晴れの高い青空の下、
今日は水無瀬神宮献茶式でした
2年ぶり3回目ですが、
水無瀬神宮の境内は懐かしく感じます。
本席は
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而妙斎筆 「松菊萬年歓」の掛物
手付独楽形白竹置籠 に秋の花
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水玉透し風炉先屏風、松摺漆の大板、唐銅朝鮮風炉、渋紙手の水指
幸運にも、献茶を終えられた三木町宗匠、木村宗匠と同席させていただくことができ、

よい思い出ができました。
半床庵の副席、本殿での拝復席。
美味しいお茶とお菓子、燈心亭の佇まいに至福の時を過ごさせていただきました

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2018年6月10日 (日)

楽美術館の茶会

楽美術館開館40周年記念特別展「能と楽茶碗」
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歴代のお茶碗を拝見した後
〆は楽茶碗でのお茶会
テーマは水
床には「雨ふりて、この醒ヶ井はにごるとも 浮世の中は な登か にごらじ」の句がかかり
水指は不審菴の庭の井戸の釣瓶。表千家と楽家の絆を感じます。
主茶碗は宗入作の黒楽平茶碗「古池」  
時代がかぶっていますから、芭蕉の句から?

替茶碗もすべて楽茶碗

了入作 山水之絵白釉茶碗
旦入作 安南写楽茶碗
惺入作 織部釉茶碗 「緑水」
覚入作 流水之絵赤楽茶碗 「翠湖」
当代  赤楽平茶碗 「鳴澤」
そこで、銘の話となり、
「鳴澤」の由来、長次郎 黒楽茶碗「しころひき」、同じく赤楽筒茶碗「三輪」の由来と 興味深いお話をたくさん伺いました。
一つひとつ手にとって、肌触りや重さを確かめながらの、とても贅沢な一期一会
お茶は柳桜園の「珠の白」、お菓子は聚光の葛製「沢辺の宵」。
さて、今日の予定は盛沢山
京都文化博物館で開催中の 色彩の画家「オットー・ネーベル展」へ
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ロンド・コン・ブリオ
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黄色がひらひら
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輝く黄色の出来事
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色彩の分割・・・興味深い
ついでに、同じ建物で開催中の「えり善」さんの決算市にもぐりこみ、
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目の保養をさせていただき、ため息をつきつき帰路につきました。
台風1号が接近しているというのにお気楽な一日でありました

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2018年2月12日 (月)

2018珠光茶会

私の今年の珠光茶会は東大寺と法華寺です。
記録として記します。
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寒い寒い晴天の日。
東大寺では石州流濃茶が振る舞われました。
Img_8364  石州流とは片桐石州を租とする武士の茶道。








Img_8366 床には石州宗関公肖像と龍耳胡銅に紅梅と白玉椿。








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珍しい車棚に織部の蜻蛉耳付水指
霰釜に炉縁は縞柿 香合は片桐家定紋割り矢違い
主茶碗は高麗青井戸、茶入は高取文琳、正意間道

本家菊屋の織部薯蕷を頂いて、大和茶「山翠のむかし」
まったりとろうりの美味しい濃茶でした。

替わって法華寺。
元は光明皇后の宮で、のち総国分尼寺であった由緒あるお寺。」
こちらでは薮内流の薄茶をいただきます。

Img_8405_2 茶席は本堂奥の「東室」








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待合は月ヶ瀬から移築した江戸時代 の庄屋宅「光月亭」

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床の花入は瓢。風炉先屏風も瓢箪柄。あわせて瓢箪六つで無病息災。

炉縁は竹。茶入は牡丹。蓋置は笹犬。水指は朝鮮唐津。
主茶碗は肥後焼「白雲」 副は大樋の赤。
炉灰が珍しいあられ灰。ころころの灰です。

Img_8402_2 寄付には釣の花入に利久梅と椿













樫舎のお菓子「氷解」と、先春園の「又玄」を美味しく頂きました。

Img_8407_3  十一面観音像や維摩居士像も拝見し








珠光茶会は寒さは厳しいですが、奈良の町も茶会のもてなしも暖かく、素朴でとても心地よく感じます。
よいお茶会で一年をスタートできました

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2018年1月13日 (土)

新年のご挨拶

松の内もそろそろ終わりに近づき、お正月のなごりを惜しんで、

今日は和裁仲間の新年会

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花びら餅とお抹茶で和気あいあいのお茶会でした。

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腕に覚えの先生がお薄を点ててくださいます。

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新年の歌会始のお題が「語」ということで

源氏物語に因んだお茶碗が勢ぞろい

源氏物語最後の10帖のお椀をお持ちくださいました。

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右から、橋姫 椎本(しいのもと) 総角(あげまき) 
宿木 早蕨 などなど

二服目は各自好きなお茶碗でご自服で・・・と無礼講 

お裏さんのきめ細かい泡立ちのクリーミーなお茶を教えていただきました。

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菓子器もとっても素敵です。
乾山写しでしょうか

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お茶の後は投扇興あそび。

桐箱の台に蝶とよぶいちょう形の的を立てて
扇を投げて的を落とすあそびです。

江戸時代中期に始まった庶民のあそびだそうですが

今はお座敷あそびとなっているそうで

初体験

今年もいろいろチャレンジの年にいたしましょう



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2017年11月24日 (金)

晩秋の堀川通り

晩秋の青空の下
堀川通りをずっと北へ
表千家、裏千家が佇む百々町まで

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本法寺の門前は紅葉のライトアップのために番傘のお化粧が

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本法寺の南にある宝鏡寺

今日は秋の人形展が開催されていました。

皇室縁の珍しいお人形や襖絵、もみじのお庭を拝見しましたが、

なにより私は、たわわに実をつけた橘を初めて見て感激

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お昼は田丸弥さんで。 なかなか美味

有田焼の湯呑かわいいデス

ここは白川路で有名な和菓子屋さん

2階にはお茶道具や雑貨も・・ついつい長居をしてしまいました。

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デザートをかねて、次は鶴屋吉信 さんで生菓子の実演見学を

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あっという間に出来上がり

左が白小豆あんをくるんだ「鞠菊」、右が粒あんにきんとん衣の「樹林の秋」

ここでしか食せない格別特別なお味です

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ここでもついつい長居して、お土産を買ってしまいました。

「遠紅葉」「里の秋」「名残の秋」

・‥…━━━・‥…━━━☆

今日は堀川通り界隈のアートを巡るつもりでしたのに、食欲の秋となってしまいました。

清明神社、楽美術館、西陣会館、塩芳軒はまた次の機会ということで

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2017年4月26日 (水)

知恩院献茶式

夏近し陽春の一日、知恩院を訪れました。
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法然上人の御忌大会(ぎょきだいえ)の最終日。
三門に三つ葉葵の幕がかかります。
知恩院は家康が徳川家の永代菩提所に定めたお寺だそうで。

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法然上人御堂において表千家而妙斎宗匠の献茶式が行われました。

儀式のおごそかさ、御坊様のお経の声、所作

日常をかけ離れた伝統の別世界です。

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2時間以上待って、やっと友禅苑 白寿庵での、茶席へ

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松風般若の掛物にえびねが一輪、丹入の黒楽が飾られ、

御忌のお道具が静かに設えられていました。

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次席は華麓庵において

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椿寿八千歳の掛物に椿の設え

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豪華絢爛のお道具です

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この大釜は武野紹鴎所持の平蜘蛛釜。

恐れ多いお釜らしく、説明頂いた先生曰く、白湯でよいから、このお釜で沸かしたお湯を一滴口にできたら、感激ですと。

耳が炉縁にこすりそうな大釜です。

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残念ながら、私たちは立て出しのお茶をいただいたので、
このお釜のお湯を口にできませんでしたが、

代わりに、後にこの釜を受け継いだ今井宗久が釜と茶碗、棗で4百両を借りうけたという証文の写しをみせていただきました。

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お庭は桜とつつじの狭間で緑一色でしたが、

計3時間にわたる待ち時間をこの緑が癒してくれました。







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2017年3月 1日 (水)

月釜 2月

大徳寺さんへ行ってきました。

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はじめて玉林院さんへ伺いました。
1603年創建とのことで、
当初は正琳院と言っていたのが、
火災で焼失後、琳を玉と林に分けて玉林院としたのだそうです。

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鴻池家が造営した蓑庵や霞床席

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南明庵は有名ですが

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大寄せの月釜は洞雲庵です。
路地草履に履き替えて、茶室までの飛び石を歩いていると、ワクワク感が膨らみます

八畳間の障子が開くと、本床と脇床、丸窓、そこに、今日の設えが映えて美しい景色にはっとします。

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本席の床には即中斎宗匠の「松樹千年のみどり」

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大西浄雪の弟奥平了保の万代屋(もずや)釜
炉縁はコマツナギ玉搔合

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松の木長板に
永楽16代即全造の紫交趾の水指と
青交趾七宝透の柄杓立
萩の蓋置が入った覚入造の黄釉の建水がのります。

お茶碗は楽12代弘入造の赤「青海波」

Img_6920 大徳寺松屋さんの「引千切」と「貝づくし」をいただいて、ゆったり二服のお薄を。




今日はお客様いっぱいで、ここに至るまで2時間もかかってしまいましたが、また訪れたいと思ってしまうのです。

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